相模原市の外壁塗装|助成金の調査結果と業者の選び方

相模原市で外壁の塗り替えを考えている方に向けて、市の助成金・補助金を1件ずつ調べた結果と、見積書の見方、業者の確かめ方をまとめました。当サイトは特定の業者をおすすめしたり、順位をつけたりしません。

相模原市に外壁塗装で使える助成金・補助金はあるか

相模原市には、外壁の塗装(塗り替え)に使える補助金がありません。市が公式ページにそう明記しています。

市では、自宅の外壁の塗り替え、屋根の葺き替えや塗り替えに関する補助(助成)は行っておりません。

相模原市「よくある質問 自宅の外壁の塗り替えや、屋根の葺き替え、塗り替えに関する補助(助成)制度について知りたい。」(2026年9月19日に確認)

下の表は、住宅リフォーム推進協議会の支援制度データベースに登録されている相模原市の住宅関係の制度15件です。このうち「子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業」の改修の補助は、子世帯との同居に伴って親世帯の住宅を改修する場合に限られ、いま住んでいる自宅を塗り替えるだけでは使えません。

相模原市で確認した住宅関係の支援制度
制度名 補助率・補助額 外壁塗装の扱い 出典
住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金 太陽光単体補助コース:太陽光発電システム(一律8万円)
自家消費コース:定置用リチウムイオン蓄電池、V2H(一律20万円)
ZEHコース:ZEH(一律30万円)
外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業 補助対象経費の1/5(上限40万円) 外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市マンション耐震診断等補助制度 耐震診断:費用の5/6(上限1住戸につき5万円)
耐震改修計画書作成:費用の2/3(上限1住戸につき5万円)
耐震改修工事:費用の1/3又は延べ面積に51,700円(免震工法等特殊な工法による場合は86,400円。他耐震診断結果により別限度額あり)を乗じた額の1/3のいずれか低い額(上限1住戸につき60万円)
外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市住宅改修相談事業 ― 外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市戸建住宅耐震改修等融資制度利子補給 戸建住宅耐震改修等融資制度による融資を受けている金融機関に支払った利子の額又はその期末における融資残高について融資利率(2.2パーセントを上限)を乗じて得た額のいずれか低い額。その他要件あり。 外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市戸建住宅耐震改修融資制度 工事費のうち耐震診断等補助制度要綱により交付を受けた補助金を差し引いた額の範囲内で400万円を限度とする。融資利率はおおむね年2.2パーセント(固定金利)とする。返済方法は毎月の割賦返済(ボーナス返済併用可)とする。その他要件あり。 外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市戸建住宅耐震診断等補助制度 耐震診断:耐震診断に必要な費用(上限15万3千円)
耐震改修計画書作成:費用の2/3以内(上限12万円)
耐震改修工事:費用の1/2以内(上限80万円)(高齢者世帯等は50万円(一部世帯は25万円)上限で加算あり)
外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市耐震シェルター等設置費用補助制度 耐震シェルター等の装置の本体費用及び設置に要する費用の1/2以内(上限耐震シェルター:30万円、防災ベッド:20万円) 外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市重度障害者住宅設備改善費助成事業 助成対象経費から、世帯の所得に応じた自己負担額を差し引いた額を助成(所得制限あり)
(自己負担率)
・生活保護受給者 / 市民税非課税世帯 / 所得税非課税世帯 : 自己負担率0
外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
みどりのまちづくり奨励金交付 奨励単価に緑化面積を乗じて得た額と対象工事費の2分の1のいずれか小さい額
※ただし屋上緑化、壁面緑化及び駐車場緑化をあわせた金額は20万円が限度額
外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
生垣設置助成 【戸建住宅】
5千円/m(上限10万円)
【共同住宅】
外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市障害児者日常生活用具給付事業 9/10(ただし生活保護世帯及び低所得者は10/10)
※所得制限あり(世帯の最多納税者の市民税所得割が46万円以上の場合は助成対象外)
外壁塗装が対象か明記なし 公式ページ
相模原市個人住宅吹付けアスベスト対策費補助金 費用の1/2で以下が上限額
・アスベスト含有調査:戸建住宅及び共同住宅の住居部分は1世帯あたり10万円、共同住宅の共用部分は30万円。
・アスベスト除去工事:戸建住宅及び共同住宅の住居部分は1世帯あたり30万円、共同住宅の共用部分は300万円)
対象工事は別のものと確認 公式ページ
相模原市危険ブロック塀等撤去奨励補助制度 通学路及び重点地区:補助対象経費の3/4(上限15万円)
その他一般地区:補助対象経費の1/2(上限10万円)
※重点地区:市内小学校及び義務教育学校の敷地境界からおおむね500メートル以内の範囲で市長が定める地区
対象工事は別のものと確認 公式ページ
雨水浸透ます設置助成事業 ・雨水浸透ますを新設の場合:7,000円/基
・既設雨水浸透ますを交換する場合:10,000円/基
対象工事は別のものと確認 公式ページ

この表には、住宅リフォーム推進協議会の支援制度データベースに相模原市の制度として登録されているものをすべて載せています。介護保険の住宅改修や下水道の接続など、外壁の塗装とは目的が違う制度も含まれます。ただし、公式ページに「外壁の塗装は対象外」と書かれていない制度を、当サイトの判断で対象外にはしていません。

助成金・補助金は年度ごとに新設・終了があります。神奈川県のほかの市区町村では、外壁の工事が補助の対象になる制度が9市区町村で見つかっています。神奈川県で外壁塗装に使える助成金・補助金がある市区町村一覧と、全国の一覧にまとめています。

相模原市の気候と、塗り替えの日程

外壁の塗装は、塗料を塗ってから乾かす工程を3回くり返します。雨の日と、気温や湿度が塗料の指定を外れる日は作業ができません。工期は天気に左右されるので、地域の気候が日程に直接効きます。

相模原市内には平年値を公表している気象台が無いため、神奈川県で唯一の横浜地方気象台の値を載せています。

横浜の平年値(1991~2020年の平均)
年間降水量 1,730.8 mm
年間日照時間 2,018.3 時間
年平均気温 16.2 ℃
年間降雪の深さの合計 9 cm
日照時間がもっとも短い月 6月

相模原市で日照時間がもっとも短いのは6月です。雨の多い時期を外して日程を組むと、工期が延びにくくなります。見積もりの段階で、雨で工事ができなかった日をどう扱うかを確認しておくと、後から揉めにくくなります。

見積書で確認すること

住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられた戸建住宅の見積書(2024年度・189件)では、工事金額が100万円超200万円以下のものが35.4%で最も多くなっています。これは外壁塗装だけの金額ではなく、相談に寄せられた見積書の集計です。外壁塗装の費用を公的に集計した統計はありません。

金額そのものより、見積書の内訳が確かめられる形になっているかを見てください。内訳の見方と、諸経費の割合の実データは地域別の外壁塗装ガイドにまとめています。工事費と材料費がこの5年でどれだけ上がったかは外壁塗装の相場で公表値を示しています。

見積もりは複数社から取る

外壁塗装は、同じ家・同じ工事でも見積書の書き方が業者ごとに違います。1社だけの見積書では、その金額が高いのか安いのかを判断する材料がありません。複数の業者から見積もりを取り、工事の範囲と数量が同じかどうかを見比べてください。

比べるときは、金額の合計ではなく内訳の行が揃っているかを見ます。足場・高圧洗浄・下地補修・下塗り・中塗り・上塗り・付帯部の塗装・廃材処分など、どれかが片方の見積書にしか無いことがあります。その場合は、安いほうが工事の範囲を狭く見積もっている可能性があります。

一度の入力で複数社へ依頼できるサービス[PR]

自分で1社ずつ探す代わりに、一度の入力で複数の業者へ見積もりを依頼できる無料のサービスがあります。次の4つは当サイトが広告として掲載しているものです。並び順は対応できる地域の広い順で、当サイトが優劣をつけたものではありません。

いずれのサービスも、申し込みのあとに電話でのヒアリングがあります。連絡の取れる時間帯を入力欄に書いておくと、やり取りが短く済みます。

訪問販売と「点検商法」の相談は多い

国民生活センターに寄せられた点検商法の相談は2024年度19,249件、2025年度19,696件でした。訪問販売によるリフォーム工事の相談は2024年度9,839件です(いずれも2026年5月31日現在の集計。屋根工事・壁工事・増改築工事・塗装工事・内装工事の合計を集計したもの)。

「近くで工事をしている」「屋根が浮いている」と言って訪ねてくる勧誘の手口と対処は、地域別の外壁塗装ガイドにまとめています。

業者が建設業の許可を持っているかは、誰でも調べられる

国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで、商号や所在地から建設業の許可を受けている業者を検索できます。許可番号・許可年月日・許可を受けている業種(塗装工事業など)が確認できます。

ただし、許可が無いことがそのまま問題というわけではありません。建設業法施行令第一条の二は、許可が要らない「軽微な建設工事」を「工事一件の請負代金の額が五百万円(当該建設工事が建築一式工事である場合にあつては、千五百万円)に満たない工事」と定めています。住宅の外壁塗装はこの範囲に収まることが多く、許可を持たずに請け負っても違法ではありません。

同条は、同一の建設業を営む者が工事の完成を二以上の契約に分割して請け負うときは、各契約の請負代金の額の合計額とするとも定めています。工事を複数の契約に分けても、合計額で判断されます。

関連ページ

出典

当ページの内容は2026年9月10日時点で上記の出典を確認したものです。助成金・補助金は年度ごとに内容が変わり、統計は公表のたびに更新されます。申請や契約の前に、必ず出典元の最新の内容をご確認ください。

当サイトは自治体・塗装業者の公式サイトではなく、公表されている情報をもとに第三者がまとめた情報サイトです。見積もり・工事は施工業者へ、助成金の申請は各自治体の担当窓口へお問い合わせください。

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